Turkish Airlinesビジネスクラス 成田—イスタンブール搭乗レポート
以前から何度も利用していて大好きな航空会社のひとつ、Turkish Airlines(ターキッシュエアラインズ)をご紹介します。
ターキッシュエアラインズは『World Airlines Awards』にて2011年から6年連続“The Best Airline in Europe”を受賞。世界的に見てもホスピタリティが高いエアラインとして知られています。
成田—イスタンブール間を運行する機材はボーイング777-300ER。
当たり前ですが、ビジネスクラスはエコノミークラスに比べて座席数も少なく広々としていて通路も広い!座席の配列は2—3—2なのでかなり余裕があります。
777-300ERのシートはフルフラットになるタイプで、シート幅は55cm・シートピッチは198cmのゆったりとした広さ。
上の棚にわざわざ荷物を入れなくても良いように、足元には大きな収納ボックスが設けられています。
シートの操作ボタンでは頭、足など部分的なリクライニングの操作に加えてマッサージ機能も。
ボタン一つでマッサージチェアになるなんて、飛行機はここまで進化していたのかと驚きです…!
搭乗し、一息ついたところで離陸前にウェルカムドリンクのサーブ。
オリジナルドリンクはラズベリー、レモネード、オレンジの三種類
ドリンクを飲んでいる間にCAさんが丁寧にご挨拶をしにきてくださる姿がとても好印象でした。素敵なシェフからメニューのご紹介も。
食事のメニューリストはトルコ語、英語、そして日本語もあるので安心です
ターキッシュエアラインズは世界三大料理の一国であるトルコを代表するエアラインなだけあって、機内食の評価も高く、2014年には『World Airlines Awards』のビジネスクラス機内食部門で世界1位、エコノミークラス機内食部門でも世界2位、ビジネスクラスラウンジの食事部門でも世界1位を獲得。機内食を手がけているのは世界的に有名なレストランDO&CO社ということもあり、期待は高まるばかり。
ドリンクが豊富で、ワインやシャンパンは書ききれないほどたくさんの銘柄が用意されています。
ソフトドリンクもたくさんあり、特にご紹介したいのが紅茶。“Relaxing tea”、“Energy tea”、“Detox tea”など、名前の通り身体の状態に合わせていくつもの種類の中から選ぶことができるのです。紅茶好きとしてはこのラインナップ、嬉しすぎます。
最初の機内食でまず出てきたのは、お寿司、エビのグリルとフレッシュアスパラガス。
温かいパンと一緒に置かれたのは電池式のキャンドル。静かな灯りで高級レストランさながらの優雅な雰囲気を味わえます。こうした小さな部分で感じられるグレードの高さは、ターキッシュエアラインズならではの素晴らしいアイデア。
続いてのお料理は、以下の三種類の中から選べました。(※時期によってメニューが変わる場合があります)
・照り焼きチキン/蒸し野菜と黒ごまの俵ご飯
・ビーフのグリルフィレット/レッドペッパーのローストとブロッコリーソテー/ピラフ
・ニョッキのゴルゴンゾーラソース/かぼちゃのソテーとチェリートマト
照り焼きチキンをセレクト。お皿がオシャレだと、より美味しく感じられる気がします
一通り食事が終わると、シェフがワゴンを運んできました。ターキッシュエアラインズでは、ビジネスクラスの機内食の用意やデザートの盛りつけ等を機内に同乗しているシェフが行ってくださります。
シェフがワゴンでスイーツを運ぶ姿は、もはや機内にいるとは思えない!ここは本当に雲の上なのでしょうか?
ワゴンに乗ったさまざまなスイーツから、ティラミスとフレッシュフルーツをお願いしました。希望であれば、全種類のスイーツをいただくことももちろんOK。なんとも贅沢な空のレストランです。
こちらも季節によって変更がありますが、もしワゴンにティラミスがあれば絶対に選ぶことをおすすめします
機上の高級レストランを堪能したら、いよいよ就寝の時間。消灯前にピンク、青、グリーンと徐々に色が変わっていく瞬間も必見です。
お手洗いに行っている間にCAさんがベッドメイキングをしてくださっていました。足元の余裕に加えて横幅も広く、左右に寝返りも打てるくらいの充分なスペース。
アメニティはアイマスク、フェイシャルクリーム、リップバーム、靴下、歯ブラシ、靴べら、耳栓、ヘアブラシ。フランスのファッションデザイナーChristian Lacroix(クリスチャン・ラクロワ)が手がけたポーチの中に入っています。
機内を移動する際には、肌触りの良いスリッパを。
ビジネスクラスにはDENONのヘッドフォンが用意されています。
音質が良く、ノイズキャンセリング機能があるので、機内の音が気になる方には有り難い
お手洗いがとても綺麗で明るいライト付きの鏡や良い香りのする英国ブランドMOLTON BROWNのハンドソープ、クリームも置いてありました。これは女子にはとても嬉しいポイントです。
快適な眠りのあとは朝食タイム。和食をオーダーしました。ピンク色のドリンクはストロベリーヨーグルトのスムージー。これがかなり美味しい。(頼んだときシェフに「nice choice!」と言われたので、きっとシェフのイチオシでもあるはず)
ティーカップのトルコ風デザインに心くすぐられる!
あっという間にイスタンブールに到着。フルフラットのおかげで疲れることなく、むしろまだ乗っていたいと後ろ髪を引かれるくらいに心地よいフライトでした。
イスタンブール・アタテュルク国際空港の世界最大級ビジネスラウンジについてはまた別途ご紹介します。お楽しみに!