絶品料理に絶景BAR!ウィーンのグルメを堪能♪
さて、ウィーン取材レポートの続きです。本記事ではウィーンでおすすめのレストランをご紹介致します!
1人でも入りやすいお店や伝統料理が食べられるお店、オシャレなルーフトップバーなどさまざまなスポットへ足を運び、この季節ならではの食材も楽しんできました。
‘s Müllerbeisl(ミュラーバイスル)
一日目の夕方に到着し、お腹が空いていて一刻も早くご飯が食べたかった私はホテル・ザッハーから近いこちらのお店へ。実は、5年前にウィーンを訪れた際に連日通った大好きなレストラン。久しぶりの訪問です。
席についてみてビックリ!案内されたのは前と同じ席でした。
ウィーン料理をコースで楽しめ、写真付きの日本語のメニューもあるので安心です。スープやメイン料理が選べます。
前菜はフェタチーズやオリーブの入ったサラダ。
大好きなフリターテンスッぺ。
細切りのクレープが入ったコンソメスープなのですが、これがすごく好きな味で日本でも時々作っています。
ハンガリー風牛肉煮込み料理のグラーシュ。
デザートにチョコレートケーキ。ザッハトルテの元祖はホテル・ザッハーのザッハトルテなので、あくまでもこちらのケーキはザッハトルテ風チョコレートケーキ。濃厚なチョコレートで美味しかったです♪
【’s Müllerbeisl】
address■Seilerstätte 15, 1010 Wien, Austria
open■[everyday] 9:00-0:00
PALMENHAUS(パルメンハウス)
翌日のランチはこのカフェへ。陽気な店員さんたちが出迎えてくれました!
実はこの建物、Jugendstil(ユーゲントシュティール)様式で19世紀末に建てられたガラスの温室。
その一部がこうして現在カフェとして使われているのです。
中は温かく、現在でも植物が育てられているので屋内にいるのか屋外にいるのかよくわからなくなる不思議な空間です。
バジルの入ったレモネード。すっきりしていて飲みやすい。
チーズを練ったお団子にアスパラとニンジン添え。オーガニックメニューが豊富で、色合いもよく新鮮です。
デザートにはケーキがたくさんありますが、このカフェに来たら一度は絶対食べるべきスイーツがこちら!
名物「パルメンハウストルテ」です。甘すぎずコクがあって程よい酸味も楽しめる上品なチーズケーキ♪一度食べたらやみつきになってしまいます。
ちなみにこのカフェの横はまだまだ続いていて…
一部はSchmetterlinghaus(シュメッタリングハウス)と呼ばれる、蝶や植物を楽しめる場所として親しまれています。
【PALMENHAUS】
address■Burggarten 1, 1010 Wien, Austria
open■[Mon-Fri] 10:00-0:00, [Sat] 9:00-0:00, [Sun] 9:00-23:00
motto am fluss(モットー・アム・フルス)
ディナーはドナウ川沿いにある眺めの良いレストランへ。
私が訪れた4月は日の入りが20時近いので、ディナー時はまだまだ明るい!
店内は洗練されたオシャレな雰囲気です。
こちらのドリンク「Almdudler(アルムドゥドラー)」はオーストリアの国民的清涼飲料水。ハーブレモネードなのですが、ジンジャーエールのような味で飲みやすく、気に入ったのでオーストリア滞在中にたくさん飲みました。
パンに添えられていたムースは旬の野菜であるニラ、もう一つはアーモンドのような味。
今が旬のホワイトアスパラ。この旅行で目的としていた一つ。日本ではなかなかお目にかかれない太さのホワイトアスパラは、甘みがあって本当に美味しかったです!
ガイドのカリンさんも同じくアスパラを使ったメニュー。上に白身魚が乗っていてこちらも美味しそう。
大きな海老が乗ったパエリア。スペインのパエリアよりもリゾット風。
周りがメレンゲでコーティングされているアイスクリーム。メレンゲを割って溶かして食べるオシャレなデザート。
ガイドのカリンさんと記念に♡
【motto am fluss】
address■Franz-Josefs-Kai 2, 1010 Wien, Austria
open■[everyday] 8:00-0:00
DAS LOFT Bar&Lounge Sofitel Vienna Stephansdom(ダス・ロフト)
ディナーを食べたレストランからドナウ川を挟んで向かいにある、Sofitel Hotelのバーへ。内装がユニークとの噂。
バーまでは専用のエレベーターがあるのですが、1階のクロークでコートや貴重品以外の物は預けることになっています。
エレベーターで最上階へ上がり、扉が開くとこの景色!天井一面に美しいアートが広がります。
凄すぎる内装に興奮しながらもひとまずドリンクを注文。おまかせで作って頂いたら、お花が添えられた可愛いカクテルが出てきました。
天井の幕が窓に反射して、店内がずっと遠くまで広がっているように見えます。空がペイントされているみたいで空間が広く見える不思議。普通は窓から夜景を見るだけですが、こちらのバーでは変わった景色が楽しめます。
夜のシュテファン大聖堂のライトアップも。
素敵なバーの余韻に浸りながらSofitel Hotelを出て駅に向かう途中、ディナーを食べたmotto am flussやライトアップされた橋が見えました。夜のドナウ川は静けさもあり良い雰囲気…♡
【DAS LOFT Bar&Lounge Sofitel Vienna Stephansdom】
address■Praterstraße 1, 1020 Wien, Austria
open■[everyday] 10:00-2:00(Bar time)
Vollpension(フォルペンション)
ランチはNaschmarkt(ナッシュマルクト)というウィーン市内最大規模の市場近くにあるこのお店へ。
お店の外はポップで可愛らしい雰囲気満載。こちらを経営するオーナーはおばあさんで、料理を作っているのもおばあさんとおじいさん。年配の方と若者が関わりを持てる場を設けたいとの思いで、こちらのレストランを開いたそうです。
店内に入ってみると、レンガ造りの壁や古い写真などが飾られたアンティークな雰囲気。イスは色も形も全部違うのに、不思議と統一感があってセンスを感じられます。
注文したのはフリターテンスッぺとソーセージ、白パンのセット。
それぞれの食器も全然違うのがこのお店の「味」なのだそう。
バナナヨーグルトケーキは思っていた以上に大きいカットでしたが、ムースのような感じで軽くて食べやすかったです♪
ウィーン市観光局のポーラさんと。
日本のこと、オーストリアのこと、お互いの話を楽しみ、居心地の良さについ長居してしまいました。
【Vollpension】
address■Schleifmühlgasse 16, 1040 Wien, Austria
open■[Tue-Sat] 9:00-22:00, [Sun] 9:00-20:00
Augustinerkeller(アウグスティナーケラー)
この日のディナーはオペラ座近くにあるアウグスティナーケラーへ。アルベルティーナ美術館の1階にあります。
手書きの看板があり、隠れ家的な入口。入口を入ってすぐのエリアはバーカウンターになっています。
昔の修道院のワイン保存庫を改装し、現在はワイン居酒屋兼レストランとして大人気。
注文したのは大好きなウィーナーシュニッツェル!これぞ、ウィーン料理の定番です。
パン粉をつけて焼いた仔牛のカツレツにレモンを搾っていただきます。
1人で来ていた私にたくさん話しかけてくれたフレンドリーな店員さんのおかげで、楽しいディナーになりました♪
【Augustinerkeller】
address■Augustinerstraße 1, 1010 Wien, Austria
open■[everyday] 11:00-0:00
LABSTELLE(ラブシュテレ)
最終日のランチにはミシュランガイドにも選ばれたこちらのレストランへ。
入ってすぐの場所にはフォトジェニックなカウンターが。
ウィーンには古くから歴史あるレストランやカフェが多い中、こちらのレストランはモダンな内装。
家具は暖かみのある木で作られたもので統一されています。
テーブルも木で出来ていて、スタイリッシュな内装とナチュラルな家具が見事にマッチ。
ランプの形が違うのもオシャレなポイント。
オーダーしたのは牛肉のタルタル。上には甘い玉ねぎのジャムが乗っていて、バランスの良い甘塩っぱさ。
ハムのサラダはボリューム満点。大体海外へ行くとあまり新鮮な野菜を食べられる機会がないのですが、今回の旅行ではたくさん野菜がとれているので身体も嬉しい!
デザートにはルバーブのプディング。ルバーブとは和名で「ショクヨウダイオウ」という野菜なのですが、ヨーロッパではお菓子づくりによく使われる有名な食材。シャキシャキしていてシロップ漬けにされているので甘くて美味しい!
ナプキンやお砂糖にまで書かれているロゴは「LABSTELLE」のLとS。細かいところまでオシャレなこだわりがあります。
オシャレすぎる壁紙で飾られているここはバスルーム。一見どこにドアがあるのかわからず。
店内から見える中庭は一般通路として使われている裏道。
【LABSTELLE】
address■Lugeck 6, 1010 Wien, Austria
open■[Mon-Fri] 11:30-2:00, [Sat] 10:00-2:00
Plachuttas GASTHAUS zur OPER(プラフッタ)
最後のディナーはオーストリア料理ターフェルシュピッツの人気店、プラフッタの姉妹店へ。本店ではターフェルシュピッツが有名ですが、この店舗ではウィーナーシュニッツェルやグラーシュなどの様々なオーストリア料理が楽しめるとのことだったので、こちらの店舗に来てみました。
まずはトマトスープ。最初にクルトンだけが入ったお皿が運ばれてくるので「えっ?」と戸惑うのですが、すぐにスープを目の前で注いでくれてそのプチパフォーマンスも楽しめます!
とろっとした甘みのあるトマトスープにパンを食べる手が止まりません(笑)
こちらはツヴィーベルローストブラーテン。
私が好きなウィーン料理の一つで、お肉の上にカリカリの細切りオニオンがたっぷり乗っています。
厚みのある牛肉は食べ応え抜群!
【Plachuttas GASTHAUS zur OPER】
address■Walfischgasse 5, 1010 Wien, Austria
open■[everyday] 11:00-0:30
Dachboden im 25hours Hotel(ダッハボーデン)
ウィーン最後の夜はダッハボーデンのルーフトップバーへ。
Dachbodenとは、ドイツ語で屋根裏という意味。25hours hotelの最上階にあり、若い人たちでかなり賑わっていました。
昨日行ったSofitel HotelのDAS LOFTは大人向け、こちらは若者向けといった雰囲気です。
ルーフトップテラスからはウィーンの夜景を楽しめます。夜の素敵な街並みはロマンティック。
割と高さがあるので遠くまで見られます。世界遺産にも登録されているウィーンの歴史的な建物がライトアップでより一層美しくなり、その姿にうっとり。
ドリンクを飲みながら素敵な夜景を眺め、ゆっくりとした時間を過ごせるテラス席がおすすめです。
ウィーン最後の夜に最高の景色を楽しめました♪
【Dachboden im 25hours Hotel】
address■Lerchenfelder Straße 1-3, 25hours Hotel beim MuseumsQuartier, 1070 Wien, Austria
open■[everyday] 15:00-1:00
おまけ:屋台グルメもおすすめ
小腹が減ったときは屋台がおすすめ。清潔感のあるウィーンの屋台は地元の方にも大人気♪
ケーゼクライナーというチーズの入ったソーセージとセンメルという白パンを購入してみました。ケーゼクライナー、程よくチーズが入っていて美味しい!
市内で最も人気なのはホーヤーマルクトにあるソーセージスタンド。是非立ち寄ってみてください。