どこが境目だかわからない!ウィーンのカラフルな集合住宅
今回はオーストリアのウィーンにある憧れの建築「フンデルトヴァッサー・ハウス(Hundertwasserhaus)」をご紹介します。
世界的に有名な建築家であり画家のフンデルトヴァッサー氏。彼の作品の中でも特に訪れてみたかったのがこちらのカラフルな集合住宅。
「ウィーンのガウディ」とも称されるフンデルトヴァッサー。そう呼ばれるのも作品を見れば納得です。フンデルトヴァッサーの作品はガウディの作る建築物と同じく、色彩豊かで曲線美にこだわった作品ばかり。
そんな彼のデビュー作であるこのフンデルトヴァッサー・ハウスはとにかくカラフルで、どこが一軒ずつの境目だかわからない不思議な外観をしています。
窓枠の上にデザインされた「▼」のマークもカラフルで可愛い♡
フンデルトヴァッサー・ハウスにはバルコニーがないのですが、フンデルトヴァッサーの夢である「植物と共に生きる家を作ること」を表しているのが壁に絡まる蔦や所々から伸びている木、さらには屋上庭園まであり、生活の中で自然を感じられるようになっています。
普通に人が住んでいる住居なので残念ながら内部に入ることはできないのですが、一階にあるカフェとお土産屋さんには入れます。
お土産屋さんには奇抜なデザインの絵や、フンデルトヴァッサーが手がけた建築物の写真などが売られています。
こちらは2階のカフェテラスへと繋がる階段。
フンデルトヴァッサー・ハウス横の小道は街路樹と石畳が広がる素敵な通りになっています。
そして、フンデルトヴァッサー・ハウスのカラフルでユニークなデザインがよくわかる外観部分。
大胆で個性的なデザイン。集合住宅のはずですが一軒ずつの境目がわかりません!
画家で建築家の彼が作る作品はとても独創的で誰が見ても楽しめる建物。建築を学んでいたものとしては一度は見てみたい憧れの建物だったので訪れることができて良かったです!